『重度の貧血の時に食べたもの』②

貧血の時は、なるべく簡単な料理で、たくさん力をつけたいところ。

同じ食べるなら、今体が必要としている食材を取り入れたい。

そんな時に用意したのがコチラ。

焼く・炒めるの、いたってシンプルなんだけど、なるべく鉄分豊富で、血を補う食材を選びました。
(レバーは最強ですが、私は苦手なので、レバーなしです。)

牛肉は気血を補い力をつけてくれます。
玉子は体に必要な体液や血を補います。
ほうれん草は補血して、鉄分も豊富。
黒きくらげも補血します。
鮭は気血を補い、巡りを良くしてくれて、弱った体を元気にしてくれる優秀食材。
小松菜、ひじきも鉄分豊富で、貧血にOK。
にんじんは消化を手伝いながら補血します。
みかんは補った気血を巡らせてくれます。

栄養素的にも、ビタミンは鉄分の吸収をサポートするので、食後のフルーツはあった方がいいんです。

とにかく補血する食材を選んで食べました。

しかも肉や鮭は焼くだけカンタン。

貧血で気分が下がりまくりでしたが、食欲だけはあって、ほんとに良かったです。

中医学では、脾は「気血生化の源」と言われ、食べた物を消化吸収する場所です。

それがもととなり、気や血を作り出します。

せっかく効果的な食材を取り入れても、脾が弱くて吸収力が弱かったら、効果も半減してしまいます。

なので、血を補うだけでなく、脾を元気にすることも大事なんです。

そして血を作るのには「気」が必要。

そこでかかせないのがお米です。

「肝腎同源」「精血同源」という言葉があるように、血の生成には腎の働きも深く関係があります。

黒米、ひじき、黒きくらげ、黒ゴマなどの黒いものや、ブロッコリーなども、腎を補ってくれます。

体が喜ぶ食材を選んだら、「早く血を作ってね」と願いながら、よく噛んで食べる。

そしてあとは、しっかり寝ること。

お薬の効果と 薬膳の力、あとは気合で、わりと早く貧血が改善されました。

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