『いつものお茶に “ みかんの皮 ” を入れて薬膳茶』

私の実家の庭に、みかんの木があります。

そして毎年たくさんのみかんがなります。

お店で売られているものよりも、少し小さいサイズですが、その分、味が濃くて美味しい。

そして何より、無農薬。

無農薬だから、みかんの皮を乾燥させて、料理やお茶などに使うことも出来ます。

乾燥させたみかんの皮は、漢方薬で「陳皮」という生薬として使われているんですよ。

自宅で陳皮を作ってみよう!!

みかんの皮をザルにのせ、風通しの良いところへ置いておいておき、カラカラになれば出来上がりです。

陳皮の“陳”とは、古いという意味があって、古ければ古い方が良いとされています。

生薬の場合は、日陰干しで1年以上乾燥させるそうですが、自宅で干す場合は適度な日数で、皮が乾燥していればOKです。

住んでいるところの環境や季節にもよりますが、私のところは冬の間はかなり乾燥しているので、乾燥させた皮は、密閉容器で保存しています。冷蔵庫や冷凍庫でもいいとは思いますが、どちらにせよ早めに使い切る方がよいでしょう!

みかんと皮の嬉しい効能とは!?

みかんと皮、あわせて効能を見ていきましょう!!

◎みかん
効能:開胃 理気 潤肺 止渇 生津
適応:食欲不振 口渇 熱による咳 風邪

◎みかんの皮(陳皮)
効能:理気 調中 燥湿 化痰
適応:腹満 嘔吐 下痢 消化不良 胸苦 多痰

・みかんは、潤いがたりない時や、食欲がない時におすすめです。
 ビタミンCが豊富に含まれるので、肌改善や風邪予防にもなります。

・みかんの皮は、リフレッシュしたい時にお茶に入れて香りを楽しむことが出来ます。
 また、食べ過ぎや、脂っこいものを食べた後などに、胃をスッキリさせてくれます。

私はまだ挑戦していませんが、お菓子や料理に入れることも出来るので、是非おためしください。

みかんの皮で薬膳茶

いつも飲んでいるほうじ茶に、みかんの皮、よもぎ、さんざ肉、熊笹をブレンドして、薬膳茶にしました。

・ほうじ茶やよもぎは温性なので、体を温めます。
・熊笹やさんざ肉は胃腸のケアに◎。

体を温めて、気血のめぐりを良くして、胃腸を整える効果が期待できますよ。

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