一般的なポテトサラダには、きゅうりが入っていることが多いですよね。
私もよく入れます。
「でもそのきゅうり、薬膳的にみたらどうなの?ポテトサラダに必要なのかな?」と思ったので、ちょっと考えてみました。
ポテトサラダの効能は?
私が作ったポテトサラダです。
材料は、じゃがいも、にんじん、とうもろこし、そして、きゅうり。いたって普通です。
しいて言えば、きゅうりは少し厚めに切って、薄く塩もみしています。
その方が、きゅうりの歯ごたえと、味がしっかりあって、水っぽさもなくて美味しいかなぁと思ってます。
それでは、各食材の効能を見ていきましょう。
こうして見てみると、じゃがいも、にんじん、とうもろこしは、脾胃を整えてくれるのがわかります。そして、性質は平性です。
夏野菜のきゅうりは、熱を冷まして潤いをあたえてくれます。そして、寒性なので、体を冷やします。
ポテトサラダにきゅうりはアリ!?
きゅうりは、夏に体をクールダウンしたい時にはアリです。
脾胃を整える目的がある時は、冷えが苦手な臓腑なので、きゅうりはちょっと合わないのではないか?と思います。
でも、ポテトサラダだけを食べる人ってそうそういないし、他の料理に温める食材を取り入れて、寒熱温涼のバランスが保てていればOKです。
「脾胃を整えたい」「冬にきゅうりはちょっと冷えるなぁ」と思う方は、きゅうりの代わりに温めたブロッコリーや小松菜などにしてみるのもいいと思います。
ちょっとした工夫で、体にやさしいご飯になる、それが薬膳の知恵です。