夏の暑い時期、パワーが出なくて疲れやすい、湿度が高いせいか体が重だるい、むくみが気になる…。
そんな時に食べると体にやさしい食材の一つにトウモロコシがあります。
茹でて食べるのはもちろんのこと、サラダやラーメンなど、いろいろな料理にトッピングしたり、チーズやマヨネーズと組み合わせたら、間違いない!!って感じで、甘くて美味しいから、私も大好きです。
いろいろな料理に使えるだけじゃなく、出来た料理の見た目も色鮮やかにしてくれるトウモロコシ。
どんな薬膳的効能があるのか、さっそく見ていきましょう。
トウモロコシの効能がすごい!!胃腸の不調やむくみにも。
トウモロコシとヒゲはどちらも平性ですが,、効能が少し異なります。
トウモロコシは、食べた物の消化吸収を高める作用があり、胃腸を整えてくれます。
また利尿作用があり、体に溜まった余分な水分を出してくれるので、むくみ解消にもいいとされています。
夏は汗をかきすぎて、体を動かすエネルギーである「気」を消耗してしまい、夏バテや疲れやすくなってしまう原因にも。
食べた物をきちんとエネルギーに変えることができれば、夏バテ改善にもつながりますね。
トウモロコシをそのまま茹でて食べるのも美味しいけど、「気」を補う代表的な食材であるお米と一緒に炊飯器で炊いて、トウモロコシご飯でいただくのもおすすめです。
トウモロコシご飯を作ってみよう!!
では、さっそくトウモロコシご飯を作ってみましょう!!
\作り方は簡単!/
①トウモロコシの実を取ります。
②きれいなヒゲは適度な長さにカットします。
③炊飯器にお米と分量通りの水、トウモロコシの実、
ヒゲ、芯を入れて炊きます。(芯は食べません)
お好みで、昆布や塩などを入れるのもアリ。
出来上がり!! 実がうまく取れれば、作るのは簡単。
実の取り方ですが、私は包丁で実を切らずに手でむしり取ります。
その方が、実が根元から取れて一粒が大きくて、より甘さを感じて食べごたえがあります。
トウモロコシの実は根本部分に栄養がある!
トウモロコシの粒の付け根の部分には胚芽という部分があって、リノール酸やビタミンB1、B2、Eが多く含まれていて、細胞の酸化を抑えアンチエイジング効果もあるそうです。
なので、一番栄養のある部分を食べないというのは、もったいない!!
だから実は、栄養たっぷりの胚芽ごと取るのがおすすめですよ。
トウモロコシのヒゲは、南蛮毛と言って漢方薬の生薬としても使われる部分。
綺麗なヒゲの部分があれば、一緒に入れて炊いてしまいましょう。
水分代謝をアップしてくれるハトムギをお米にプラスすると、より効果的になります。
体が元気になるご飯、是非ためしてみてくださいね。