『冬至 ~ゆず味噌作り~ 』寒い冬を元気に過ごしましょう!

冬至とは

冬至の今日は気温が低くて、とくに寒い朝になりました。

『冬至とは、一年で最も昼が短く夜の長い頃のこと。
この日を境に日が伸びていくので、古代には冬至が一年の始まりでした。』
※書籍「日本の七二候を楽しむ」より 

陰陽論では、「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」とあります。

冬至は陰が最も極まる時。それと同時に、かすかに陽が芽生える時でもあります。
簡単に言うと、冬が終わって春が来ること。

これを「一陽来復」と言います。

低迷していた運気が今日を境に幸運に向かう、転換の日とも言われているそうです。
いろいろな事が良い方向へ向かうことを願います。

冬至に「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると言われています。
南京、人参、大根、蓮根、金柑、寒天、う(ん)どん、など。

そして、冬至といえば柚子湯。
体を温めて、風邪知らずに。

この習慣は「冬至」と「湯治」の語呂合わせともいわれますが、かつては一年の始まりだった冬至に、柚子の香りや薬効で体を清める禊の意味があったといいます。

柚子味噌を作ってみよう!

<簡単!柚子味噌 2~4人分>

柚子     100g
西京白味噌  130〜150g
砂糖     30~50g(お好みで)
酒      大さじ2
みりん    大さじ1と1/2
柚子果汁   大さじ1

①柚子の皮をすりおろす。果汁を絞って分けておく。
②白味噌とみりんを混ぜておく。
③鍋に酒と砂糖を入れて弱火にかける。
④ふつふつとなってきたら②を入れる。
⑤焦げつかないようにかき混ぜながら少し煮て、柚子の皮を入れる。
⑥果汁を入れてひと煮たちしたら
\出来上がり/

柚子は気のめぐりを良くしてくれて、疲労回復や、消化吸収効果があり、二日酔いにも◎。

同じ効能を持つ食材と一緒に摂ることで、さらにパワーアップしてくれます。

たとえば、柚子味噌を大根にのせることで、消化不良による胃もたれなどをより改善してくれたり。

柚子味噌を山芋にのせれば、疲労回復や、咳止めなどをより効果的にすることが出来ます。

冬至の今日は、「ん」のつくものと柚子のパワーで、寒い冬を元気に過ごしましょう。

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